2020年7月より放送された「私の家政夫ナギサさん(通称:わたナギ)」が、高い視聴率を獲得し終了しました。
今回は「私の家政夫ナギサさん」から、「年の差恋愛」や「年の差婚」を成功させるための秘訣を恋愛弱者専門カウンセラーとして解説していきたいと思います。
記事の構成としては、難易度が高い「年上の人が年下とお付き合いする、結婚する」という視点で書かせていただきます。
ドラマでは「女性が年下」という設定ですが、逆の「男性が年下」のパターンも併せて解説していきたいと思います。
また、多少のネタバレも含みますのでご了承ください。
・年の差恋愛、年の差婚を成功させるためには、何が重要であるかが分かる
・重要なポイントをクリアするために、どんな対応が必要であるかが分かる
相原メイ(多部未華子)・・・本作品の主人公で、家事ができない
鴫野 ナギサ(大森南朋)・・・メイが契約した家政夫サービスから派遣されたおじさん。
原作:「家政夫のナギサさん」(著者:四ツ原フリコ)
バリバリのキャリアウーマンであるメイは、仕事は出来るのに家事は苦手というアラサー独身女子。(28歳設定)
20歳ほど年の離れたおじさん家政夫に家のことをやってもらいながら、バリバリと仕事をこなしていきます。
最終的には、家政夫であるナギサさん無しでは生きていけないと感じたメイは、ナギサさんにアタックし、結婚することになります。
ちなみに、僕自身はドラマ程ではありませんが、9歳年上の女性と結婚した経験があります。
まあ、既に離婚しちゃっているんですけどね。
ちょうどメイと同じで家事全般が出来なくて、家の中がとんでもないことになっていましたね。
(;´▽`A“
目次
わたナギから見る「年の差恋愛・年の差婚」成功のポイント
わたナギでは、主人公の相原メイ(多部未華子)28歳女性側から、アラフィフおじさん家政夫のナギサさん(大森南朋)にプロポーズして結婚をしています。
つまり、求婚したのは若い女性側からです。
では、なぜ主人公は年上のおじさんに求婚したのでしょうか?
実はここに「年の差恋愛・年の差婚」成功のポイントがあるのです。
年の差婚に至った経緯から成功のポイントを探る
少しドラマの内容を振り返ってみましょう。
主人公のメイは、バリバリのキャリアウーマンであり仕事はできるのですが、家事全般が苦手です。料理も掃除も苦手なのです。
家政夫を雇ったことで、「自分の苦手な部分を補う」ことに成功しました。
仕事に集中できる環境を手に入れ、家は綺麗になり、美味しい食事が用意されている毎日を手に入れたのです。
しかし、ある日突然、ナギサさんに人事異動の話が来てしまいます。
人事異動になってしまえば、メイはナギサさんを失い、別の家政夫に来てもらうことになってしまうのです。
実務レベルで見れば、掃除をしてくれて料理ができれば、ナギサさんである必要はないと思われます。
しかし、メイにとってナギサさんは、それ以上の存在になってしまっていたため求婚したわけです。
「年の差恋愛・年の差婚」成功のポイントとは?
わたナギの年の差婚の経緯を見ていくと、いくつかのポイントがあることに気が付けるでしょうか?
「若い女性の側からおじさんにプロポーズしたのはなぜなのか?」
という部分に着目することで、「年の差恋愛・年の差婚」成功のポイントが見えてくるのです。
結論からお伝えすると、以下の3つのポイントが「年の差恋愛・年の差婚」成功のポイントとなります。
- 相手が必要とするものを知り、あなたが補えること
- 必要とする部分を持っていることが伝わること
- 「あなたでなければダメだ」と強烈に思わせること
1があったから、3だと思ってくれたわけです。
「恋愛」であれば、そこまで強烈に「あなたでなければダメだ」と思わせることができなくても、お付き合いすることはできるかと思います。
しかし、結婚を前提とした場合には、「あなたでなければダメだ」と強く思ってもらわなければならないので、難易度は上がると言えるでしょう。
先程の3つの項目について、さらに詳しく見ていくことにします。
年の差恋愛・年の差婚成功の秘訣1|何を必要としているかを知る
「わたナギ」の場合は、最初から必要としている部分を補うために、ナギサさんと契約をしています。
そのため、メイにとって必要な部分が明確な状況です。
しかし、現実の恋愛においては、相手が何を必要としているのか、結婚に対してどんな部分を求めているのかは、なかなか知ることができないはずです。
そこで重要となるのが「情報収集をできる関係を構築する」ということです。
相手の情報が無い状態では、戦略の立てようがありません。
まずは、情報収集できる関係性を構築することを、最初の目標としていくと良いでしょう。
ただ、現実問題として、なかなか情報収集できる関係性を構築できないのではないかと思います。
仮に会社の上司と部下の関係であった場合、上司側からプライベートな質問をしてしまっては、セクハラと訴えられる可能性すらあるのです。
では、もう少し具体的に状況を掘り下げてみてみましょう。
具体例1|男性上司と女性部下の関係の場合
先程、「上司側からプライベートな質問をする」と書きましたが、これが間違いであることに気が付けたでしょうか?
恋愛には順番があります。
「プライベートな質問」は情報収集の行為そのものであって、お伝えした「関係性の構築」ではないのです。
順序としては、
- 関係性の構築
- 情報収集
この順番を崩してしまってはならないのです。
まず、最初にするべきことは、関係性を構築することなのです。
関係性を構築するためには、接点を増やす必要があります。
接点を増やすには、「接点を持つ正当な理由」があれば、接点を持つことができます。
- 同じプロジェクトに取り組む
- 同行営業に行く
- 作業報告をもらうようにする
方法は状況によって変わるでしょうが、ダイレクトに接点を持つにはどうしたらよいか?という視点で考えてみると良いでしょう。
ただし、特に男性が上司の場合には、特定の女性ばかりを優遇しているように見えてしまうと、他の女性から反感を買うことになります。
周りに反感を買うような状況は、恋愛においてマイナスにしか働きませんので、全ての周りの人好かれるように振る舞うことが重要です。
ちょっとここでは長くなってしまうので細かく触れることはできませんが、単純な接触や接点が増えただけでは、恋愛への発展は難しくなります。
重要なポイントは「ハートへの接触頻度を上げること」です。
接点を持つ中で、心を揺さぶっていくような振る舞いが重要となります。
具体例2|年上事務員女性と年下男性社員の場合
男性は外見を重視する傾向にあるため、女性が小奇麗な身なりであることは重要となるでしょう。
また女性には「出産」があるため、子供が欲しいと願う男性の場合、年齢を意識して恋愛対象を選びます。
そのため、女性の場合は男性よりも年齢によるハンデが大きくなってしまうことは理解しておいてください。
年上女性の場合、大きく分けて2つのポジションのどちらかを取ることで、関係性を近付け、情報収集までしやすい状況を作り出すことができます。
- 頼りになるお姉さん的なポジション
- 優しく包み込んでくれる包容力のあるお姉さん的なポジション
難しいのは、一歩間違うと「お母さん的ポジション」になってしまうことです。
困ったら相談に乗ってくれる、助けてくれる、励ましてくれるようなお姉さん的なポジションを取ることができれば、情報収集はしやすくなるはずです。
先程の項目と同じように、正当な理由で接点を増やすために、事務サポートなどを行いながら、会話をしていき、距離を近付けていき、情報を収集していきましょう。
女性が年上の場合は、普段の振る舞いとのギャップを見せると、心を揺さぶることが出来やすいでしょう。
普段テキパキ仕事をしている女性が、可愛らしい振る舞いをしたり、甘えたりすると、大きなプラスギャップが生まれる可能性が高く、男性はぐらついてしまうのです。
(/∀\)イヤン
「関係を構築し情報収集をする」まとめ
具体例にも挙げたように、関係を構築しないことには「相手がパートナーに求めているもの、必要としているもの」は分かりません。
まずは関係を構築するにはどうすれば良いかをいくつも書き出し、実行できることを1つずつクリアしていきましょう。
関係を構築するのは時間がかかります。
焦る気持ちもあるかと思いますが、年の差恋愛、年の差婚を成功させるためには必要なことなので、しっかりと実行していってください。
今回の場合、対象が一人であるとして記事を作成していますが、現実的には、年齢のことを考えると、一人を狙っていくよりもみんなに好かれる振る舞いをしていった方が、最終的に幸せになれる確率は高いと思います。
1人を狙って失敗すると、年齢を余計に重ねてしまうので、より確率が下がるのです。
なので、メインの人は狙うけど、その人だけに固執しない方が良いでしょう。
思わぬところから、あなたの魅力に気が付いてくれる人があらわれたりしますよ。
(●´艸`)うふふ
年の差恋愛・年の差婚成功の秘訣2|伝えられる距離、手段を持つこと
相手が必要としているものが何かを知ることができ、その部分をあなたがフォローできるのであれば、次は、相手に知ってもらう必要があります。
「わたナギ」であれば、メイは家事が苦手であることが分かったので、おじさんであるナギサ側からのアプローチするのであれば、家事が好きであることをアピールしていくということです。
相手に「伝わる」ためには、伝える手段を持つ必要があります。
相手が何を必要としているかによって、伝えられる手段も変わってきますが、恋人関係になることを見据えると、LINE等の連絡先の交換は行いたいところです。
しかし、突然「LINE交換しよう」というのは、おそらく非常に難易度が高いはずです。
よって、ここでも「LINEを交換するのに正当な理由」が必要となるでしょう。
おすすめは、グループLINEを作り、そこから個人的に繋がる方法です。
二人の関係によってやり方は異なりますが、ここも「二人で直接やり取りをしなければならない正当な理由」を作ってつながる方が良いでしょう。
多くの人が、自分勝手の独りよがりな理由でアプローチするため、警戒されて失敗しています。
相手から見て「それなら仕方ないよね」と思わせるだけの理由を作り、正当な理由を持ってつながるようにしていきましょう。
参考までに1つだけ例を出しておきます。
- 部署などのくくりでグループラインを作る。
- 一定期間やり取りを普通に行う
- 他の人には知られない方が良い内容を直接連絡する
3はアドバイスや、グループの他の人に対する心配ごとなどが良いかと思います。
他にも、写真を撮ってLINEで送るためにつながるという方法もあります。
相手にとってつながることが必然と思えて、つながることが当然であると思える理由を、こちら側から作っていくのです。
このように戦略的に関係性を構築していかなければ、ただ警戒されてしまい失敗してしまいますので注意しましょう。
お伝えした「正当な理由」の部分は、本当に注意してください。
ほとんどの人が、何の戦略もなく、自分の思いだけで突っ走っています。
それでは失敗するのは必然ですよ。
(;´▽`A“
年の差恋愛・年の差婚成功の秘訣3|失ってはいけないと思わせること
最終的にお付き合いや結婚というところに到達するためには、「あなたでなければダメ」と強く思ってもらう必要があります。
世の中には多くの異性がいるわけですから、別に年齢が上である人を選ぶ必然性はないわけです。
数多く存在する若いライバルたちを押しのけ、年齢が上のあなたが選ばれるためには、選ばれるだけの強い思いを持ってもらわなければ成功はしないのです。
もちろん、年上の人が好きという層の人がいるので、そういう人であれば相手と同年代の人はライバルにはならないかもしれません。
ただ、どんな状況であったとしても「あなたでなければダメ」と思わせることができれば、あなたが選ばれるのが当然となります。
よって、目指すべきところは「あなたでなければダメ」と思わせるところなのです。言い換えると「失ってはいけない人だ」と思わせるのです。
では、どのようにして「あなたでなければダメ」「失ってはいけない人だ」と思わせればよいのでしょうか?
一番は、ここまでお伝えしてきた「相手が必要としている部分をあなたが補える」というところです。
「わたナギ」で言うところの家事全般にあたる部分です。
この部分がないと、最初のハードルである「お付き合いしてもいいかな」を超えるのが難しくなりますので重要です。
もう少し分かりやすいところで言うと、「お金」などもそうでしょう。
シングルマザーで子育てにお金がかかっている女性がいた場合、お金に余裕がある男性と結婚できれば、子育てに専念できる未来を思い描くことができます。
このお金の例のように、「あなたと一緒になることで明るい未来がイメージできる」のは重要です。
収集した情報を元に、相手の人に明るい未来をイメージさせていきましょう。
上記のことを踏まえた上で、この項目では、さらに掘り下げてみたいと思います。
年齢をデメリットにせず、メリットにする
あなたと一緒になることで良いことが増えるのであれば、一緒になりたいと思う可能性が上がるはずです。
しかし、年齢が上であることをマイナスであると捉えている人は多く、メリットに目を向け切れていないようです。
年齢が上であることによる、メリットの例を少し挙げてみましょう。
《年齢を重ねることによるメリット》
- 経験がある、いろいろできる
- 知識がある
- 心に余裕がある
- 蓄え、お金がある
- ギャップを構築しやすい(年を重ねているのに幼い一面があるなど)
- 頼りになる
- 両親が亡くなっていて面倒を見る必要がない
結構メリットもあることに気が付けたのではないでしょうか。
しかし、おそらく多くの方は、メリット以上にデメリットがあると感じているかと思います。一般的に恋愛、婚活において、一定の年齢を超えるとハンデになるのが普通なので、仕方がないかと思います。
でも、メリットとデメリットは、実は背中合わせなのです。
例えば、暴力も家庭内に矛先が向かえばDVとなりますが、いざという時にだけ力を発揮するようならば、いざという時に頼りになる人となります。
要するに「どう使うか、どう魅せるか」で、メリットになるかデメリットになるか変わってくるのです。
少し具体的な例を挙げて、デメリットをメリットに変換してみましょう。
《デメリットをメリットに変えてみる》
- 子供が産めない→二人でずっとイチャイチャできる、子供にお金がかからない
- 男性の定年が近く将来が不安→すでに稼ぎが多い、退職金も早くもらえる
- 話が合わない→お互いの話が新鮮
上記のようにしてみると、デメリットもそれほど気にならなくなるのではないかと思います。
若い人が気になる点をポジティブに捉えてもらえるように、伝えていくと良いでしょう。
失うと暗い未来をイメージさせる
「明るい未来をイメージさせる」とお伝えしましたが、逆も然りです。
「失ったら暗い未来になる」とイメージさせることで、「あなたでなければダメ」「失ってはいけない人だ」と思ってもらう方法もあります。
特に、付き合いが始まっていて、結婚できるかどうかというタイミングで、「失ったら暗い未来になる」とイメージさせることができれば、別れずに結婚へ向かう確率は高くなるでしょう。
お付き合いできるかどうかというタイミングであれば、良い関係性が終わるか、恋人になるかの選択を迫ることになるはずです。
「自分がいなかったらどうなったか」ということを、会話ややり取りを通じてイメージしてもらうのは、後々有効となるのでチャレンジしてみると良いでしょう。
「あなたでなければダメ」「失ってはいけない人だ」と思わせることができると、ライバルがライバルでなくなるので良いですね。
年齢や容姿など全く関係なくなるのも良い点と言えますね。
相手の依存度を高めていく傾向にあるので、多少のコントロールは必要だとは思いますが、年齢が上である分、人生経験でカバーしていってください。
年の差恋愛・年の差婚成功の秘訣まとめ
「年の差恋愛・年の差婚の成功の秘訣」について解説しました。
まとめると、
- 相手が必要とするものを知り、あなたが補えること
- 必要とする部分を持っていることが伝わること
- 「あなたでなければダメだ」と強烈に思わせること
1のために情報収集できる関係を構築し、相手の必要としている部分を持っているあなた自身を売り込んでいきます。
さらに、「あなたでなければダメだ」「失ってはいけない人だ」と思ってもらうところまで持っていけば、年齢差など関係なくなるということです。
必要とする部分を持っていなければ、やはり年齢差があると難しいと言えるでしょう。
自分の要求、条件ばかり提示する勘違い野郎にはならないでください。
お互いがお互いに求めるものを持っているからこそ、一緒に居たくなるのが恋愛です。
若いうちは外見や若さでフォローできる部分であっても、年齢を重ねたら通じないのです。
ぜひ今回の内容を活かして、年の差恋愛、年の差婚を成功させていってください。
記事では流石に触れられなかったのですが、ほぼ間違いなくLINEやり取りが上手くできないと成功しません。
なぜなら伝える手段、意思疎通のための入口がLINEになるからです。
必要であれば、以下のメルマガを読んで、その基礎を学んでみてくださいね。
(*^^)v