マッチングアプリで結婚までたどり着いた場合、「離婚しそう」「離婚率が高そう」という声は良く聞きます。
マッチングアプリの離婚率については、アメリカの調査結果は知っていたのですが、日本ではマッチングアプリの普及から日が浅いため、どれくらいの数値になるのかは分かっていませんでした。
※アメリカでの調査では、ネット経由での結婚の離婚率の方が低い
しかし、2020年8月16日の「林先生の初耳学」において調査が行われ、マッチングアプリで結婚したカップルの離婚率が判明しましたので、その結果をお伝えします。
また、番組では触れられていなかった「マッチングアプリの離婚率が低い理由」「離婚しないためのポイント、注意点」について、婚活カウンセラーの視点から解説します。
離婚しない結婚相手選びをするためにも、今回の記事を活かしていただければ幸いです。
・どれくらいの割合がネットやアプリ経由で結婚しているかが分かる
・マッチングアプリ離婚率と一般離婚率の割合が分かる
・マッチングアプリの離婚率が低い理由が分かる
・離婚しないためのポイント、注意点が分かる
林修、大政絢
齋藤京子(日向坂46)、3時のヒロイン(ゆめっち、福田麻貴、かなで)、 澤部佑(ハライチ)、田村亮、中島健人、夏菜、林輝幸(東大王)
VTR出演のみ
ガンバレルーヤ(まひる、よしこ)
目次
マッチングアプリ離婚率と一般離婚率は?
最初に予備知識として「林先生の初耳学」でも触れられていた「ネットやアプリで出会って結婚した人の割合」についてお伝えしておきます。
番組内では首都圏限定で調査をしたようで、その割合は約10%とのことでした。
つまり、マッチングアプリ経由で出会った二人が結婚まで行くことは、今の時代においてはごく当たり前であるというところまできたわけです。
では、本題である「マッチングアプリ離婚率と一般離婚率」についてお伝えします。
結論から言えば、以下のようになります。
- 一般離婚率:6.6%
- マッチングアプリ婚離婚率:4.5%
番組内では、各マッチングアプリ協力の元、お笑い芸人の3時のヒロインが調査を行った結果、417組中19組が離婚していたとのことでした。
マッチングアプリ婚の方が2.1%も数値が低い結果になりましたので、マッチングアプリ婚は、結婚後に上手く行きやすいと言えるかと思います。
離婚率に差が出た理由はいくつかありますので、以降の項目で解説します。
おそらく、マッチングアプリで婚活を進める際に使える情報もあるはずですので、読み進めてみてください。
離婚はなぜ起こるのか?離婚の理由とは?
「離婚が起こる原因」を知っておくことで、マッチングアプリでの婚活の質が変わってくるはずです。
幸せな結婚生活を掴むためにも、「離婚の原因」は知っておくと良いでしょう。
一言でまとめてしまうと「こんな人だとは思わなかった」という一言に集約できるかと思います。
つまり、自分の想定の範囲外の行動、言動などをされてしまったため別れてしまうのです。
細かく分けると、以下のような理由が挙げられます。
- 性格の不一致
- 暴力、虐待
- 金銭問題
- 不貞行為
- 両親、親族が絡む問題。介護など。
- 夜の営み、性的嗜好
- 日常生活の差異
様々な理由で離婚につながるのです。
育ってきた環境が違うのですから、「普通、当たり前の基準が違う」のが当たり前です。
しかし、人間は勝手なもので、自分の普通は相手にとっても普通であると、当たり前のように思って結婚をするのです。
離婚をしないためには、このお互いの普通を結婚前に知り、すり合わせて妥協点を見つけておくが重要となります。
そのため、ある程度の同棲期間が必須であると言えるでしょう。
僕自身も離婚していますが、まさに「こんな人だとは思わなかった」という感じでしたね。
(;´▽`A“
ご飯作らない、夜はなし。どうにも我慢できなかったのは、掃除を一切せずゴミ屋敷化していたところです。
同棲なしで、できちゃった婚だったので確認していませんでした。
皆さんには、こんな風になって欲しくないので、しっかりお伝えしていきますね。
(*^^)v
なぜマッチングアプリの離婚率が低いのか?
「林先生の初耳学」でも触れられていたように、マッチングアプリで離婚率が低い一番の理由は、「プロフィールで相手のことが事前に分かる」ということが大きいかと思います。
しかし、実際にはもっと多くの理由があると考えます。
モテない人専門の恋愛、婚活カウンセラーとして現場に立った経験を元に割り出していますので、参考にしてみてください。
先にポイントについてまとめてお伝えすると、以下のようになります。
- 相手の詳細がプロフィールで分かる
- メッセージのやり取りで、より突っ込んだ質問をしている
- 候補者の中から自分で選んでいる
- 選ぶ苦労を経験している
先程の項目でも触れましたが、離婚の主な原因は「こんな人だとは思わなかった」という状況を作ってしまうことです。
マッチングアプリでは、プロフィールやメッセージのやり取りをすることによって、相手のことを知る機会が多いのです。
結果、マッチング婚での離婚率を下げていると言えるでしょう。
また、マッチングアプリの性質上、結婚を理由にすることで、かなり突っ込んだ質問が出来る環境になっていることも大きいと言えます。
一般で出会った二人だと聞きづらい質問であっても、ネットを経由していること、直接言葉にするのではなく文字で質問できること、土壌が出来上がっていることなど、聴きだしやすい環境が整っているのです。
結果、相手のことを深く知ることが出来やすいため、離婚率が低くなっていると言えるでしょう。
さらに、番組では触れられていませんでしたが、「候補者の中から自分で選んでいる」「選ぶ苦労を経験している」という点も大きいと思います。
一般で出会う場合、限られた出会いの中から近しい人と結婚することになります。
つまり、多くの中から厳選された一人ではなく、少数の中から選んだ一人になる可能性が高いのです。
一方、マッチングアプリでは、無数ともいえる異性の中から選抜して1人を選ぶことになります。
「候補者の中から選んで決めた一人である」ということは、離婚を踏みとどめるのに影響を及ぼしているはずなのです。
もし離婚をするとした場合、「過去の自分の選択」を否定することになってしまいます。
人は「自分の選択は間違っていなかった」と思いたい生き物です。そのため、離婚につながりにくくなると言えるでしょう。
さらに、結婚までの過程で苦労をしていればしているほど、「また同じ苦労をしたくない」と思ってしまいます。
大変な経験をしているからこそ、今の些細な幸せを当たり前の幸せであると思わず、日々に感謝し、相手に感謝できる心を持つことができるのです。
感謝が絶えない日常であれば、それを手放すことになる離婚は選択しないと言えるでしょう。
総合的に見れば分かるように、マッチングアプリでの離婚率が低くなるのは当然であると言えます。
ただ、離婚しないためには、マッチングアプリを活用する段階からおさえておくべき、注意点やポイントがあるのです。
それらについては、次の項目で解説いたします。
「選別できる状況」にするには、技術や戦略も必要となりますね。
マッチングアプリではライバルが無数にいるため、ライバルに負けない戦い方をしなければ幸せはつかめないというわけです。
マッチングアプリで幸せをつかむために、あなたに合った正しい戦略を知ることからはじめてくださいね。
あなたにぴったりの正しい戦略が知りたい方は、以下のサービスもチェックしてみてくださいね。
離婚しないために付き合いの段階で注意すべきこと
離婚経験者からすると、離婚は結婚以上にエネルギーを使います。
もめればもめるほど疲弊し、幸せとは程遠い状況を強いられることが多いです。
せっかく愛する人と結婚するわけですから、幸せな結婚生活を送りたいと思うのが普通だと思います。
ここでは、「離婚しないために付き合いをしている段階で注意すべきこと」について解説します。
将来後悔しないためにも、ぜひ知っておいてください。
ここまでの項目でも何度か触れてきましたが、離婚の原因を一言で言えば、「こんな人だとは思わなかった」ということです。
つまり、「こんな人だとは思わなかった」という状況を回避するための行動を、お付き合いをしている段階で行ってしまえば良いということになります。
結婚前の同棲は必須!
一番良いのは、結婚生活と同等の状況を過ごしてみるということ。つまり、同棲すれば良いのです。
同棲は擬似的に結婚生活を体験することができます。
結婚をしても同棲生活の延長に近い状況となるため、「こんな人だとは思わなかった」が起こりにくくなるのです。
※子供ができて変わる人がいますが、そこは擬似体験が難しい。
同棲期間について「ハンデ無効化!人生逆転婚活塾」では6か月以上を推奨しています。
短期間だと隠し通せてしまうことがあるからです。できれば1年以上を目安に同棲生活を送ると良いでしょう。
飾らないお互いの振る舞いを見て、結婚して良いかどうかをお互いが判断するための同棲期間となります。
ポイントとして、同棲前に取り決めをしておくと良いでしょう。
参考までに、同棲前の取り決めの例を挙げておきます。
《同棲取り決め参考例》
- 結婚を判断するための同棲であることの確認
※二人ともOKでなければ、結婚はしないことを確認。 - お金、支払い関係の負担について
- 家事などの負担について
他にも適宜取り決めをしてから、同棲を始めることをオススメします。
また、取り決めだけではなく、同棲をしながら確認することも数多くあります。確認するために同棲していると言っても良いくらいです。
参考までにチェックすべき項目についても、いくつかピックアップしておきます。
《同棲期間中にチェックすべきこと参考例》
- 食の好みは合うか、合わなくてもある程度合わせられるか
- 絶対に許せないことの確認
- 暴力的でないか、DV、虐待の可能性はないか
- お金の使い方
- 両親、親族関係に問題がある人はいないか
- 過度な潔癖症などはないか
- 夜の営み(頻度、性的嗜好、性癖など)
- 家事への協力
非常に多くのチェックポイントがあり、かつ、短期間で取り繕われないためにも、ある程度の期間が必要なのです。
現実を見据えた徹底的な話し合い
同棲できる人もできない人も、確実にやっておいた方が良いのが「徹底的な話し合い」です。
同棲できずスピード婚になる場合などは、確実にやらねば、結婚失敗のリスクが飛躍的に上がりますので注意してください。
スピード婚については、以下の記事も参考にしてみてください。
スピード婚は危険!?デメリットだらけでうまくいかない5つの理由と対処法話し合う際にはお互い嘘や遠慮が無い方が良いです。
「こんな人だとは思わなかった」を引き起こさないためにも、お互い腹を割って話し合うことが重要なのです。
「本当は嫌なことだけど、別れられたくないから言わない」というような対処をしてしまうと、結局、後で「こんな人だとは思わなかった」となるのです。
真剣に結婚を考えてくれる相手であれば、話し合いも前向きに取り組んでくれるはずです。
逆に、話し合いに応じないような人と結婚しても、結婚後も話し合いにならず、意見が通らない関係性が出来上がる可能性が高いため、結婚相手には向かいないと言えるでしょう。
結婚は二人でするものですから、あなただけが真剣であっても意味がありません。
真面目に向き合って話をしてくれる相手を選び、お互いが納得できる解決策を見出していきましょう。
育ってきた環境が違う二人が一緒になるわけですから、意見が食い違うのは当然ですよね。
同棲や話し合いの中で、お互いが譲れる部分は譲って、妥協点を見つけていくことも大切ですよ。
(*^^)v
マッチングアプリ離婚率まとめ
マッチングアプリで結婚した方の離婚率から、離婚しないための対処方法まで解説いたしました。
誰もが離婚したくて結婚するわけではありません。
幸せになりたくて結婚しようとしているはずです。
結果として離婚することはあるかもしれませんが、事前にできることをすることによって、離婚する可能性を下げることができます。
マッチングアプリでは、環境的にできることが多いので、積極的に活用し、あなたにぴったりの結婚相手を見つけてみてください。