LINEは友達、片想い、恋人同士などの間でも使われ、恋愛、婚活でも欠かせないツールです。
LINEの活用が上手い人ほど、恋愛、婚活は上手くいきやすく、下手な人ほど失敗しやすいという現実があります。
これまで、多くの方の恋愛相談、婚活相談を受けてきて、数多くのLINEのやり取りを見させていただきました。
すると、上手く行っていない人のほぼ全員が、LINEのやり取りのレベルが低かったのです。
さらに、相談を受けているときに聞かれることとして「頻度について」があります。聞かれることが多い内容の1つです。
今回は、LINEのやり取りで重要となる「頻度」について、解説していきます。
内容については、特に重要な部分については触れていきますので、併せて確認してみてください。
目次
LINEの頻度以前に、そもそも送っていいの?
LINEの頻度について解説する前に、確実に知っておかなければならないことがあります。
「LINEの頻度が関係性に依存する」という事実です。
頻度云々の前に、相手と自分の関係性を知っておくことが重要だということです。
関係性を無視したLINEは、かなりの確率でミスをします。だからこそ、関係性を見極めることが、重要となるのです。
「恋愛8ステップ」を無視してはいけない
恋愛では、個々人の状況によって一気に飛び越えられる人はいるものの、基本的には「恋愛8ステップ」に沿って、関係性を深めていきます。
恋愛8ステップは、以下のようなステップになります。
※「恋愛8ステップ」について、詳しく知りたい方は以下のリンクをご確認ください。
【恋活・婚活】恋愛の階段「恋愛8ステップ」知るだけではダメ!活用方法まで解説!
特に「頻度」で注意しなければならないのは、知り合った直後~友達くらいまでの間で、かつ片想いの人です。
相手のことが好きである方ほど、LINEでのやり取りをしたくなってしまうかと思います。LINEを交換したことに浮かれてしまい、バンバンLINEをしてしまうのです。
しかし、それでは、恋仲に発展する可能性は低くなります。
知り合った直後にやるLINEの頻度ではないからです。また、そもそも送ってはいけない内容を送っている人もいるのです。
特に注意!LINEでつながった直後の内容
知り合った直後や、親しい間柄になっていないような関係性の場合でも、LINEを交換できる状況はあるかと思います。
何かのイベントを一緒にやることになってグループ全員と繋がったり、合コン、共通の友達を介して知り合い、LINEを交換するといった場合などです。
相手の気持ちは分からないものの、自分としてはタイプであった場合には、積極的にアプローチする人も多いのではないでしょうか。
しかし、関係性が出来ていない状況で、高い頻度のメッセージを送ってしまえば、たちまち関係は壊れ、LINEの継続が難しくなってしまうでしょう。
なぜならば、つながった直後は、高い頻度でメッセージを送れないことが多いからです。
関係性が出来上がっていない時に送れるメッセージは、「送るための理由が必要」なのです。そのため、高い頻度でメッセージを送りにくい状況になってしまいます。
理由が必要と言っても、もちろん「好きだから」は理由になりません。相手も納得するような理由が必要となります。
LINEを交換した直後の1回は、「交換したから挨拶をする」という理由があるので問題ありません。
しかし、「おはよう」「おやすみ」などのメッセージで相手は納得するでしょうか?「朝だから」という理由を付けたとして、納得するでしょうか?納得しませんよね?
結果、「鬱陶しい」「うざい」と思われ、既読無視されたり、返信が来なくなったりするわけです。
納得させるためには、納得させるだけの理由が必要です。では、納得するだけの理由は、どうやって見つければ良いのでしょうか。
当然、相手から見つけ出すしかありません。つまり、相手のことを良く知らなければならないということです。だからこそ、情報収集が大切となるのです。
「何が好きなのか」「何に興味があるのか」など、多くの情報を持っていることで、メッセージを送る理由を作り出せるようになります。
この部分については、項目3で少し解説しますので、読み進めてみてください。
LINEの頻度に注意しなければならない理由
LINEの頻度に注意しなければいけない理由は、「関係を壊してしまうから」です。
「ハンデ無効化!人生逆転婚活塾」では、頻繁に言っていることですが、恋愛は「バランス」が重要なのです。「バランスが崩れる=関係が壊れる」ということになるので、バランスは本当に重要です。
恋愛のバランスは、LINEの頻度でも保つ必要があります。つまり、ベストは「バランスが取れていること」です。
ここで言うバランスは、「頻度」だけでなく、「内容」「発信者」など、複数の要素があります。
今回は、「頻度」についてのみ解説しますが、頻度のバランスが取れていても、「内容」のバランスが取れていなければ、もちろん関係は壊れる方向に傾きますので、ご注意ください。
※ここについては今後HPの記事やメルマガ等でお伝えしていくので、チェックしておいてください。
では、「頻度」について、詳しく解説していきましょう。先程もお伝えしたように、「頻度」もバランスが重要となります。
端的に言えば、「回数」です。自分の発言(投稿)回数と、相手の発言回数が近い数値になることが理想です。
ただ傾向としては、女性の方が発言語数が多い傾向になるので、多少男性が少ないのは問題ありません。
《参考:1日にしゃべる語数》
・男性:7000語
・女性:2万語
※これをそのまま真に受けて1:3くらいを目指さないでください。LINEでの理想は1:1です。
相手のLINE発言頻度が高い場合
相手のLINE発言頻度が高い場合、つまり、積極的にLINEをしてくる状況の場合は、少なくとも相手は好意的であると言えるでしょう。
「好意的=恋人として好き」とは限りませんのでご注意ください。「友達として好き」というパターンや、「話し相手として良い」というパターンが存在するからです。
相手の発言頻度が高く、積極的にLINEをしてきてくれる場合には、しっかりとそのペースについていきましょう。
相手がどんどんLINEしたくなるように展開できれば、関係性はより濃くなっていくでしょう。
相手のLINE発言頻度が低い場合
反対に、相手のLINE発言頻度が低い場合、つまり、LINEに消極的な状況の場合は、危険信号なので注意してください。
単に「断りにくいから」という理由で続けていたり、「メッセージが来るから仕方なく返している」という可能性があるからです。
※他に、そもそもLINEなどが嫌いという可能性もありますが、ここでは考慮しません。
この状況が長く続くと、相手側にもストレスがたまり、結果的に爆発してしまいます。あなたが相手の頻度を無視してどんどん好き勝手にLINEすること自体に、嫌気がさすのです。
このような状況にならないためにも、相手の頻度を把握して対応する必要があります。
すると、どうなるか?LINEのやり取りが出来なくなります。相手からのLINEが無いために、頻度調整をしてしまうと、やり取りがゼロに近付いていくのです。
そこで必要となるのが、途中でもお伝えした「LINEする理由」なのです。序盤で失敗する人のほとんどが、LINEする理由を見つけられずに失敗しているのです。
- 相手の気持ちがあなたに向いていない
↓ - 相手のLINEが少ない
↓ - 相手の頻度に合わせる
↓ - やり取りがどんどんゼロに近付く
↓ - 関係終焉
上記のような流れになるのです。相手のLINEが少ないのに、あなたが頻度を上げれば、バランスが壊れるので、これも終焉に向かいます。
この流れを食い止めるには、根本の部分にテコ入れが必要なのです。つまり、「相手にあなたの方を向いてもらう」必要があるということです。
- 相手の気持ちがあなたに向き始める
↓ - 相手のLINEが徐々に増えてくる
↓ - 相手の頻度に合わせる
↓ - やり取りがどんどん増えていく
↓ - 関係が良好になっていく
上記の流れに乗せる必要があるのです。そのためには、「相手の気持ちがあなたに向き始める状態」を作れば良いのですが、いきなりは難しいです。
やり取りを交わす中で、「あっ、結構いい人かも」「この人とのやり取り面白いかも」というように、思ってもらわなければなりません。
関係性が希薄な中でやり取りを交わすためには、何度も言いますが「LINEする理由が必要」です。
「LINEする理由」が明確にあるメッセージでやり取りを開始し、話を広げ、かつ情報収集をしていかなければならないのです。
しかし、ほとんどの人がこの部分を苦手としているため、関係を発展させられず、恋愛、婚活が上手く行かないのです。
残念なことに、多くの人が苦手としているのは、この部分を教えられる人が非常に少ないのも原因と言えるでしょう。
《動画解説》好きな人へのLINEの頻度の正解は?
以下の動画でもLINEの頻度について解説しています。
本文とあわせて確認することで、より理解が深まるはずなので、参考にしてみてください。
LINEの頻度を上げるためにすべきこと
では、LINEの頻度を上げていくためには、どのようにしていけば良いのでしょうか?
婚活塾で教えている内容だと、かなり膨大になってしまいますので、ポイントとなる部分を凝縮してお伝えします。
端的に言ってしまえば「常に次のステップへ繋げるメッセージを意識する」ということです。ここで言うステップとは、序盤でお伝えした「恋愛8ステップ」のことです。
知り合って間もない頃は、情報収集を起点としてメッセージを送っていきます。
例えば、相手の趣味が分かっていれば、「趣味に関する耳より情報をLINEする」などが、それにあたります。
上記のような納得する理由があるメッセージを起点として、例えば、現状が友達未満の関係であれば。次の友達のステップに上がれるようなメッセージにしていくのです。
例のように、耳より情報を送ったとしても、ただ情報を提供しただけで終わっていては、また理由探しを始めなければならなくなります。
そうならないためにも、情報提供をしつつ、さらに情報を引き出したり、質問をしたり会話を進めていくわけです。
恋愛8ステップを順番に上ろうとしているわけですから、この段階で「恋人いるの?」とかは無いわけです。友達未満であれば、まずは友達に格上げすることが目的となるのです。
では、少しだけ具体例を挙げてみましょう。
- あなた:こんにちは。お久しぶりです。確かピアノやってるって言ってたよね?なんか凄いピアノ動画見つけたのよね。で、ピアノで〇〇ちゃん思い出したから、連絡してみました。良かったら見てみてね。(動画URL)
- 相手:こんにちは。お久しぶりです。この動画凄いですね。私はこんなことは出来ませんが、聴いてすぐ弾ける人は、やっぱり凄いと思います。
- あなた:やっぱりこれはピアノやっている人が見ても、凄い技術なんだね。
上記は、趣味を覚えていて、きっかけとして動画を活用したという点では良いです。ここまでは褒められる部分と言えるでしょう。
しかし、上記のような内容では、進展はしませんし友達に格上げもされないでしょう。
では、最後の返信を以下のように変更したらどうでしょう。
- やっぱりこれはピアノやっている人が見ても、凄い技術なんだね。
↓ - やっぱり凄い技術なんだね。でも、〇〇ちゃんは楽譜みたら弾けるんでしょ?それだけで十分凄いと思うよ。
楽譜見ても弾ける自分からしたら、楽器弾けることが羨ましいもの。
たまに、頭の中でだけど「これミリオンいけんじゃね!?」っていうメロディーとか浮かぶんだよね。
具現化できないから1枚も売れないけどっ!
(*゜▽゜ノノ゛☆ダメじゃーん
上記のような感じにしていくと、少し話に広がりが出始めます。ここからさらに広げて、ピアノ以外の話にも広げて情報を集めていきます。
情報が集まれば、納得する理由を見つけやすくなるので、LINEの頻度が上がってくるのです。
ちなみに注意点として、上記の例に関しては、記事として投稿する関係上、最後以外は顔文字は省いてあります。さらに相手の相槌が入るであろう部分は無視していますのでご了承ください。
このように、関係性が希薄なときには「情報収集」を繰り返し、「納得する理由」を作ってメッセージの頻度を上げます。
メッセージの頻度を上げつつ情報収集をしていると、盛り上がる話題が出てきたり、愚痴が出てきたりもするのです。
意図的にそういう話題に持ち込むことも可能です。
ピアノの例でも「耳コピ動画」から、「耳コピと言えばさあ、今日、同僚が上司に凄く理不尽な怒られ方してたのよ。たぶん耳コピできるわ。耳コピできる・・・つまり!天才かも!?」みたいな方法で、仕事の話題に持ち込んだり、少し面白い人という印象を与えることもできるかもしれません。
LINEのやり取りにメリットを感じなければ、相手は積極的にはなりません。今回出した例は、誰にでも通用するものではなく、あくまでも相手によって変わるものです。
しかし、いずれにしても、頻度を上げるために先のことを考えてLINEしなければ進展はしません。
相手をよく見て、LINEのメッセージで、恋愛8ステップを上っていってください。
本文では「納得する理由の必要性」についてお伝えしましたが、関係が深くなってくると理由は不要に近づいていきます。
(○´∀`○)
恋人同士や夫婦になっていれば、別に理由がなくてもLINEはするのです。
「ねむい」「疲れた」なども送りあえるのが、恋人や夫婦ということですね。
d(⌒―⌒)
関係性に応じて、頻度や内容なども変わってきますので、状況に合わせて変える必要があることは、覚えておいてくださいね。
ブィブィ(o^─^o)v
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「男女の仲を近付けるLINEの頻度」について、解説しました。
LINEは、恋愛、婚活では欠かせないツールであり、やり方次第で、恋愛の結果が大きく左右されてしまうものです。
今回は、恋愛相談でよく質問される「頻度」を中心にお伝えしましたが、本文の内容を見て頂いて分かるように、「頻度」は頻度単体では、解決できない部分があります。
一言に集約してしまうと「相手とのバランス」ですが、バランスを見つつも「納得する内容」であったり、恋愛8ステップの関係性を深めるようなメッセージが必要だったりするわけです。
また、今回触れられなかったポイントの中に、「既読」に関する部分があります。LINEを活用する上で、超重要ポイントです。
この超重要ポイントについては、「恋活婚活支援LINE@」の特典として「既読コントロール術」を用意していますので、見ておいてください。
既読コントロール術を知らないだけで、今日お伝えしたことを、全て無駄にすることすらあるので、ご注意ください。