デートプランの中でも人気が高いだけでなく、会社の飲み会の後、合コンなど、様々な場面で突然組み込まれることも多い「カラオケ」
実はカラオケでの歌った姿や歌声で、好意的に思われるようになったり、距離が近付いてカップルになったりすることは、意外と多いものです。
カラオケによって、あっという間にイメージが変わる可能性があることは、パーパーの星野ディスコさんの例などを見ても分かるのではないでしょうか。
そこで今回は、「カラオケデート」で好意を勝ち取るためのコツやポイントについて解説します。男女で違う部分があれば必要に応じて解説しますので、チェックしてみてください。
※カラオケデート以外でも問題なく使え、周りの見る目が変わる内容となっています。
本記事でお伝えする内容は、最低限「歌が上手くなる」という部分にポイントを置き、さらに「好意を勝ち取るためのポイント」を押さえていく形でお伝えしていきます。
そのため、単純にカラオケが上手くなりたいという方にも参考となる内容になっておりますので、参考にしてみてください。
1:男女で違う好印象のポイント
2:曲選定の仕方
3:練習のポイント
4:カラオケデート時の注意点(歌う側、聴く側)
元々歌が下手だった自分が、ボーカルスクールで約5年学んだ成果をまとめておきますので、参考にしてみてください。
※B‘z、WANDS、ZARD、DEEN、大黒摩季などのビーイング関連のスクールです
《この記事が役に立ちそうな人》
- 音程は取れるが、上手いとは言われない男女(音程を全く取れない人向けではないです)
- ある程度、声自体は出る(発声のやり方については解説しません)
- デートがカラオケになることに不安がある男女
- よりカラオケが上達したい男女(プロ並みとかを求める人向けではないです)
- デートに向けて準備をしてのぞみたい男女
- カラオケでかっこいいところを見せたい男女
- デートでのカラオケの振る舞いを知りたい人
- ちょっとした工夫で上手く聴こえるようになりたい男女
- 初心者でも簡単にできるテクニックを知りたい男女
- リズム感が無くても、それっぽく歌いたい男女
このような方であれば、おそらく何らかのプラスになるかと思います。
あらかじめ断っておきますが、僕自身は「下手⇒ある程度好印象を与えるように歌える」というレベルに上達した程度です。
激うま、プロレベルを求める人には物足りないでしょうから、そういった方はYouTubeで検索して、本物のボイストレーナーから学んでください。
ただ逆に「下手⇒ある程度好印象を与えるように歌える」「下手⇒適度に歌える」という状態に持っていくことに関しては、自分の経験は、かなり使えるはずです。
僕がお伝えしている恋愛や婚活でも同じですが、元から出来る人は、出来ない人が出来るようになる過程を理解することが難しいので、ヘタクソから這い上がった経験、手順が重要なのです。
今回は、発声に関することなどよりも、より実践的に「カラオケで印象を上げるための歌い方」に特化した内容をお届けいたしますので、楽しみながら読んで実践してみてください。
※実践しなければ、上手くなることは難しいです。
大前提としてカラオケに行っただけで、どうにか落とせるとは思わない方が良いです。
カラオケデートまでの間に関係性を構築できていない状況で、カラオケに行くチャンスがあったからと言って、告白して落とせるはずはないのです。
ただ、そんな中でも好印象を勝ち取れれば、カラオケ以降でチャンスが生まれる可能性は上がります。
チャンスを生み出し、好意を勝ち取るためには準備が必要です。
準備については、この記事の中で山ほどお伝えしますので、何度も読み込んで身に付けていってください。
カラオケデートで好意を勝ち取り、二人の関係を近付けるために、しっかりと準備をした上で、カラオケデートを活用していくと良いでしょう。
本記事に関しては、動画で解説をしております。
文字で読むよりも分かりやすいだけでなく、実際の聴き方としてYOASOBIの「夜に駆ける」のワンフレーズを例とした実践も含まれますので、参考にしてみてください。
目次
カラオケデート序章|好印象を与えるポイント
カラオケデートで好印象を勝ち取りに行こうとするわけですが、どういったところで「好印象」を勝ち取れるのかについて、知っておかなければ対策のしようがありません。
また、好印象を勝ち取るポイントが、男女で異なる点もおさえておく必要があります。
歌のレベルを上げる前に「好印象を与えるポイント」について知っておいてください。
まず、カラオケデートにおける立ち位置が2種類あります。
- 歌う側
- 聴く側
それぞれポイントがあるのですが、「聴く側」については、男女ともにあまり大きな差がないので、後半でまとめて解説します。
「歌う側」についても後半で解説をするのですが、これから解説をする前の段階で押さえておいて欲しいポイントがあるので、その点についてだけお伝えします。
それは、歌っているときに「男女で好印象を与えるポイント」が異なるということです。
どのような違いかと言うと、
- 男性が歌っているときに女性が好印象だと感じるポイント:歌の上手さ>声質
※あくまでも確率が高いということです。
※女性は声質に敏感ではあるものの、歌が上手いことが前提にないと厳しい - 女性が歌っているときに男性が好印象だと感じるポイント:歌の上手さ<声質
※あくまでも確率が高いということです。
※男性は女性の歌が上手くなくても、外見などの補正で声質なども好印象になりやすい
つまり、男性に関しては、ある程度の歌唱スキルが重要となり、女性に関しては、歌唱スキルよりも外見、振る舞い補正を含めた「声が可愛い」「声に色気がある」と言った方が、相手の気持ちを掴みやすいという傾向があるということです。
そのため、目指すべき方向性が異なってきます。
男性は歌うまを目指していきますが、女性は、ある程度の上手さで、あとは声質や振る舞いで攻めていく方が、好印象を勝ち取れるということになります。
※女性の場合、上手過ぎるとちょっと引かれてしまうという可能性まであります。
ここから先は、歌唱力をアップし、好印象を勝ち取っていくためのポイントを中心に解説していきますが、上記を踏まえた上で読み進めていってください。
カラオケデート手順1|曲選定の仕方
好印象を勝ち取るためには、男女の差はあれど、ある程度の歌唱力が必要となります。
どんなに声が可愛くても、どんなにイケボであっても、歌自体があまりにもヘタクソであれば、台無しとなってしまうわけです。
そのため、まずは最低限のレベルまで、歌唱力をアップする必要があります。
歌唱力をアップのために最初にやるべきことは、「課題曲を決めること」です。
カラオケに行って、その場のノリで曲を決めているようでは、カラオケデートで好意を勝ち取ることは難しくなります。
スポーツでも何でもそうですが、事前の準備や練習があるからこそ、本番で成功させられるわけで、ぶっつけ本番でどうにかなるのは、そもそもカラオケスキルが高い歌ウマの人だけなのです。
そのため、課題曲を決めて練習をしておくのです。
ちなみにボーカルスクールのレッスンでも、同じように課題曲を決めます。決まった課題曲は先生のOKが出るまで、何か月でも歌い続けることになるのです。
つまり、プロを目指すような人であっても、同じように課題曲を決めているということです。
ここでは、実際にカラオケボックスでの選曲より前の段階となる、あなたがカラオケで歌う曲となるであろう「課題曲、練習曲」の選定の仕方について解説します。
絶対にやってはいけない選曲
先に、やりがちだけど「絶対にやってはいけない選曲」についてお伝えします。
特にマッチングアプリや婚活などで出会う場合、プロフィールだけでなく、やり取りをした上でデートとなるので、様々な情報を持っている状態で会うことになるはずです。
その際に、情報を持っているからこそやりがちなことがあります。
それは「相手がファンであるアーティストの曲を歌う」ということ。
この選曲をした時点で、よっぽどの歌唱スキルが無い限り、ほぼ間違いなく好意を勝ち取ることができなくなります。
理由も明確です。
なぜなら、あなたがカラオケで歌う比較対象が、めちゃくちゃ聴きまくっているプロの歌となるからです。
ファンにとっては、アーティストが歌う楽曲が100点満点なのであって、アーティスト以外の歌い手が、本人を超えることはまずありえません。
よって、好意の獲得に必要な好印象を得られる確率が低くなってしまうのです。
それならば、別のアーティストの曲を歌った方が、好印象を勝ち取れる可能性が高くなるのは、分かるのではないかと思います。
僕が教える恋愛や婚活は、「確率が高い選択をし続けることで、成功に近付ける」という恋愛、婚活手法です。
ここでお伝えした相手がファンであるアーティストの曲を歌うのは、まず勝ち目がない(確率が低い)選択なので、やはり悪手ですね。
また、ネット上には「歌われたら惚れちゃう歌ランキング」などもあるかと思いますが、そういったところから選ぶのも、歌唱レベルが高くない初期段階においては避けるべきです。
細かい理由は、ここから先でお伝えしていきますが、「惚れる」という感情を動かすところに持っていくためには、条件があるからです。
ここではいくつかパターンを挙げておきますので、参考にしてみてください。
《歌われたら惚れる歌を歌って惚れる条件》
- 必須条件:「歌が上手い」または「声が魅力的」などの総合的魅力があること
- 前提条件:もともと恋人圏内に入っていること(外見がタイプも含む)
- 結果1:もともと好きな相手⇒より好きになる
- 結果2:好意は持っている相手⇒恋人候補になる可能性あり
- 結果3:悪い印象はない普通の相手⇒ちょっと良いかもと意識する可能性あり
- 結果4:恋人圏外の相手⇒見直される可能性はあるも、恋人になるには今後次第
簡単にまとめると、「歌われたら惚れちゃう歌」を歌ったら、惚れられるというわけではなく、カラオケ以外の部分での要素があり、条件を満たした結果、印象が良くなり、魅力度が増し、最終的に「惚れられる」となるわけで、「歌われたら惚れちゃう歌」を歌えば惚れてくれるわけではないので、注意しましょう。
歌の力のみで、恋愛感情の部分まで動かすことはできないということです。
恋愛や婚活の基本的な部分は、様々な記事で解説しているので、時間があるときにでも確認してみてください。
カラオケ上達のための練習・課題曲選定基準
課題曲を決めるにあたって、選曲の基準があります。
歌手になるのであれば、また少し違った基準になりますが、ここでは「いつデートでカラオケが来ても大丈夫にする選曲の仕方」を基準としてお伝えします。
先に流れをざっくりお伝えします。
《課題曲選定の流れ》
- 特定の基準を元に曲を選ぶ(まずは数曲)
- カラオケボックスに行き、キーを確認する
基本的にはこの流れです。
次に曲の選定基準です。項目をまとめておきます。
《課題曲選定の基準》
- 知名度がある曲
- 声質が近い曲
- 歌い方のクセが少ないアーティスト
- キーが合う曲
- 出来ればPVではなく、ライブ映像がある曲
- 最低1曲は明るい曲
- 女性のみ|男性曲の選曲はあり。
上記を見て気が付く方もいるかもしれませんが、「歌いたい曲」「伝えたいメッセージ性の高い曲」などは入っていません。
これらについては別の項目で解説しますが、そういうのは歌が上手くなってから歌えば良いですし、伝えたいメッセージも伝えるタイミングをミスすれば逆効果になるので、今は、「歌を上達させる」ということだけを考えて選曲します。
要するに伝えたいメッセージを優先して、そこにばかり固執してしまうと、自分の現状のスキルと釣り合っていない場合が多く、結局、相手に響かない歌に成りやすいということです。
まずは最低限のスキルを上げ、好意を取れるレベルになってから、メッセージを伝えられるところにもっていくと良いでしょう。
※もちろん気持ちは大事なのですが、それはまだというだけです。
では、上記の項目を満たす課題曲を探していきましょう。それぞれ少しだけ解説します。
知名度がない曲ばかりを相手に歌われたらどうでしょう?
共感しにくい状態ができますよね。
何曲かに1曲が知らない曲であるのであれば問題ありませんが、課題曲は18番(一番得意な曲)になる候補曲となります。
どんな状況でも歌うことが出来るようなある程度の知名度がある曲を、まずは課題曲にしましょう。
もう少し言うと、恋人として狙っている層に知名度が高い曲を用意する必要があります。
そのため20~40代まで狙う場合には、各層ごとに知名度がある曲を課題曲として用意する必要が出てきます。
まとめると、「知名度がある曲を選ぶ理由」は以下のようになります。
- 共感されない確率を下げる
- 盛り上がらない確率を下げる
- 曲が聴かれない確率を下げる
などなど。
別の項目でお伝えしますが、「課題曲をコピーすること」が、カラオケが上手くなる近道ですし、印象が良くなる確率も高くなります。
コピーはお手本であるため、もともとのあなたに近い方が近付けやすいのです。
「〇〇の声に似ているね」と言われた経験がある方は、課題曲の中に、そのアーティストの曲も含めておきましょう。
ちなみに、今回最終的に3曲に課題曲を絞っていくことになりますが、それぞれ違うアーティストにしてください。
同じアーティストにしてしまうと、特定のアーティストの歌唱法にしか触れることができず、幅が狭くなってしまうからです。
最終的に3人のアーティストをコピーし、その3人のアーティストの融合があなたの歌唱法とするためにも、異なるアーティストで選曲してください。
歌唱法にクセがあり過ぎるアーティスト(ビジュアル系など)は、今の段階でははずしておいた方が無難です。
理由は、変なクセがつく可能性が高く、カラオケデートで歌った場合に、中途半端なものまねに成り、相手が引いてしまう確率がアップするからです。
歌があまり上手くない段階では、なるべくクセが無いアーティストを選択していきましょう。
ぱっと思いついたクセが少ないアーティストを、男女別に何名か挙げておきます。
《オススメアーティスト男性》
- BUMP OF CHICKEN
- 菅田将暉
- 星野源
《オススメアーティスト女性》
- YOASOBI
- いきものがかり
- あいみょん
ただ、クセが無さ過ぎて、実際に歌ってみるとあまり上手く感じることができない可能性もあります。
シンプルであるが故に、上手く聴かせることが難しい場合もあるので、声質に合わせて課題曲を選択していってください。
男性のオススメで挙げた菅田将暉さんの場合、クセが少なく、息を抜くような感じで歌うような声質の部分に良さがあり、次の項目で解説する「聴く」という意味では、聴いて判断出来ないかもしれませんので、ご注意ください。
少し歌いまわしが入っているものを挙げるとしたら、古くなり少しクセもありますが、DEENなどは、かなり歌いまわしも入っているので聴いてみてください。
女性のオススメで挙げたYOASOBIは、動画内で解説していますが、実はかなり細かな歌いまわしが入っているので、歌い方のクセは少ないと言えど、歌いまわしとしては超高難度です。
この後解説する「聴く」勉強になるはずですよ。
(*^^)v
必ずしもではありませんが、「原曲キー」で歌えるものを選定した方が良いです。理由はコピーする際に、キーが変わるとコピーしにくくなるからです。
また、あまり上手くない人の場合、キーが変わることで歌う時に音を取れなくなるからです。
カラオケでキーを上げ下げすると、音程が取りにくくなるので、まずは原曲で歌える曲を課題曲にして、慣れてきたらキーを変える歌にチャレンジすると良いでしょう。
キーを変えていろいろな曲を歌えるようにするのは、最初の段階ではないということです。
ちなみに僕自身が苦手とするのは、槇原敬之とB’zです。この2組は、僕の場合はキーを変えるとおかしなことになります。
(;´▽`A“
ちなみにB’zはファンクラブに入っていたくらいですし、ボーカルスクールに入ったきっかけでもあるので、めちゃくちゃ聴いています。でもダメです。
( ̄□ ̄;)!!がび~ん
コピー元にするのは、CDなどの公式の楽曲を使います。しかし、中にはその音源だと、のっぺりして聴こえる方もいるかと思います。
今のスピーカーやイヤホンは、かなり高性能になっているので、大丈夫かもしれませんが、LIVE音源を聴くことができると、アーティストの息遣い、歌いまわし、歌っている姿などを確認できるので、よりリアルに歌を感じることができます。
公式音源を中心に、LIVE音源を参考にしてコピーしていく方法をオススメいたします。
但し、あくまでもリアルな息遣いや特徴を把握するための参考資料として使うだけで、コピーするのはCDなどの公式音源です。
アレンジされたLIVE音源は、基礎が出来てこそのものであるので、基礎固めが重要なのです。
また、カラオケでいきなりLIVEアレンジバージョンでいくと、引かれてしまう可能性があるため、避けておいた方が良いでしょう。
最近はイヤホンの性能が良いだけでなく、パソコンやスマホで動画を確認しても、かなり聴き取りやすくなっていますね。
自分がスクールに通っていた時代では、こんなにちゃんと聴こえませんでしたから、ある程度聴ける方であれば、LIVE音源は不要かもしれませんね。
(○´∀`○)
課題曲の曲調にも注意が必要です。
最低限1曲は、盛り上がる曲を用意しておくと良いでしょう。
そしてそのノリノリの曲は、他の選曲にもよりますがカラオケの1曲目となる曲です。
カラオケの1曲目から、暗い曲で始めてしまうと、折角のカラオケデートも暗い感じになってしまうので、全てが暗い曲にならないように注意しましょう。
関係性があまり出来ていない段階で、男性が女性の曲を歌うことは、あまりオススメしないのですが、逆はありです。
男性が女性曲を歌うことをオススメしない理由は、キーの問題もありますが、女性が歌いたい曲を取ってしまう可能性を考慮してのことです。
また、男性が女性ボーカル曲を歌う場合、一定の歌唱力が無いと歌の雰囲気を壊す可能性が高くなり、好意にもつながりにくいので、関係性ができていない段階では避けた方が無難でしょう。
しかし、女性が男性曲を歌うのはありです。
男性曲のイメージを大きく変え、全く違った印象を与えられるだけでなく、色気を上乗せできる可能性もあるからです。
「好印象を与えるポイント」の項目でお伝えしたように、男性は女性の声質で好印象を勝ち取れる可能性が高く、通常男性ボーカルである曲を歌うことで、より声質のギャップが生じ、好印象に繋がりやすいのです。
3曲選定する中で、1曲男性曲にするというのも選択肢としてはありだと思います。
※最低限の歌唱スキルがある前提ですけど。
個人的には、激しめのロックを女性が歌うのは、ありだと思っています。
ちょっと年代が違うと思いますが、個人的にぐっと来たのは女性が歌う「Rusty Nail(X JAPAN)」は、かなり良かったですよ。
また本文中ではお伝えしませんでしたが、「色気」という部分にフォーカスして曲を決めるのもありです。
クセがある部分もあるので、課題曲にするかどうかはお任せしますが、個人的に楽曲、歌い方で色気がある歌い方に成りやすいのは、「中森明菜」「工藤静香」あたりが浮かびましたので、参考にしてみてください。
※ごめんなさい。若いアーティストでは見つけられませんでした。
カラオケで課題曲のキーを確認する
課題曲を数曲決めたなら、次は一人でカラオケに行きます。
ここで確認するのは「原曲キーで歌えるキーかどうかの確認」これだけです。
この段階では、別にちゃんと歌えなくて構いません。メロディーをある程度覚えてカラオケに行き、通しで歌って届くかどうかを確認するのです。
※最終的に課題曲を3曲に絞り込む作業ある程度確認できる曲数を用意していく
実際、歌い続けていくと届くキーの範囲は変わりますので、その時ダメな曲が永遠にだめということではありませんが、現段階で届かないのであれば、課題曲から外す必要があるのです。
いくつか注意点があるのでまとめます。
《課題曲キー確認の際の注意点》
- ピンポイントではなく、通しで歌える状態にはして行くこと
- リクエストの際には原曲キーにすること
- スマホ等で動画を撮ること
例えば、サビのところに曲のキーの最高到達点があるとします。そこだけをピンポイントで確認するようなことはしないでください。
理由は、カラオケではそこだけ歌うことはないからです。ちゃんと通して歌えることが重要なのです。
曲は歌っていると喉にも負担がかかります。
※腹式呼吸などの習得はここではお伝えしませんし、僕もほぼ出来ていません。
1番のサビは歌えたのに、2番のサビでは喉がダメで届かないということは、多々あるのです。サビ頭の曲とかでは起こりやすいので、気を付けましょう。
また先に参考までにお伝えしておくと、カラオケを開始した直後ならイケるのに、終盤では無理だという曲も出てきます。そういうところも含めて、のちのちは確認が必要になるのです。
僕の場合は、「いつでも歌える曲」「序盤のみ歌える曲」というように、スマホのメモ帳にメモしてあります。
プロでも何でもないので、喉が元気な時なら歌いきれるのに、終盤だとどうにもならない曲もあるわけです。
ここを忘れてしまうと、課題曲を選ぶ選定基準が狂います。予約の際には「原曲キーで予約」を忘れずに行ってください。
原曲キーで歌うことで、カラオケ機器による差も関係なくなりますので、原曲キーで歌うようにしましょう。
あとで確認するためです。おそらく悲しい現実を突きつけられることでしょう。でも、それが大事なことなのです。
客観的に聴いて、ちゃんと声が届いているのかを確認するために必要なのです。
別に今は下手でもいいのです。そのための一人カラオケですから。
最低限のレパートリーを持とう!
カラオケデートを考えた時に、歌える曲は1曲と言うわけにはいきません。1曲4~5分くらいとした場合
- 2人で1時間交互に歌う場合・・・1人6~8曲
- 2人で2時間交互に歌う場合・・・1人12~16曲
これだけ用意しないといけないことになります。
ただ基本的には課題曲は1曲ずつ仕上げることが望ましいです。そうではなくても3曲くらいまでには押さえたいところです。
そこでオススメの方法は、序盤に歌える候補曲を3曲決める方法です。
カラオケに行くと分かりますが、序盤のインパクトで印象の大半は決まります。
1曲目で「上手い」と思われれば、2曲目も期待されます。その期待に応え、3曲目も上手ければ、もう「この人上手い」という印象が出来上がるのです。
カラオケデートとしては、これだけでも上出来です。
d(⌒―⌒)
レパートリーは時間があれば、どんどん増やせます。最初は3曲を完璧にし、そこから徐々に増やしていけば良くと良いでしょう。
カラオケデート手順2|課題曲を徹底的に聴く
3曲の課題曲が決まったら、次は「徹底的に歌う」
では、ありません。
ここがそもそもの間違いなのです。大間違いです。
何よりも大事なことは「聴く」ことです。
しかし、僕自身もそうでしたが、多くの人はその聴き方を間違っています。これこそ歌が上手くならない元凶であるとも言えます。
正しく聴く方法を知り、実践を繰り返せば、まず間違いなく歌は上手くなっていきます。
結果、好意を勝ち取れる可能性が上がり、カラオケデートが成功に近付くことにつながるので、しっかりと身に付けてください。
聴く前に準備するもの
課題曲を聴く前に、用意するものがあります。
それは、紙に書いた歌詞です。
これはスマホのメモなどでは機能が足りず、適しているとは言えません。
できるかぎり書き起こすかプリントアウトして、紙として手元に持つようにしてください。
また各行でスペースを開けるようにしておいてください。
カラオケ上達に直結する楽曲の聴き方
次に聴き方です。
ポイントは大きく分けて以下の2つ。
- 細かく区切って繰り返し聴くこと
- 歌い方を歌詞にチェックすること
「細かく区切って繰り返し聴くこと」は、非常に大事です。
流して聴いていても、上達はかなり遅くなります。
例えば、2020年の年間カラオケランキング1位なので「紅蓮華」を例に出してみると
- 強く|なれる|理由を知った
これくらい区切って聴くことになります。
※但し、「紅蓮華」は難しいので上手くない人はやめておいた方が無難。
さらに、聴きながら、その特徴、歌い方をチェックしていくのです。
分かりやすく言うと、カラオケの採点機能などで表示される「ビブラート」「こぶし」などです。
参考までに、チェックした方が良い項目をピックアップしておきます。
《歌い方チェック項目》
- 声の大小(全体、部分):大きく歌っている、小さな声になっている
- アクセント:強く歌っている部分。
- こぶし:不規則に伸ばす音を上下させる。分からなければビブラートと同じような感覚で。
- ビブラート:音程を細かく上下させ震える感じ。上下の長さの変化まで捉えるとより良い。
- しゃくり:低い音から高い音で繋げる、しゃくりあげる。
- フォール:高い音から低い音へ落ちる。
- 「ん」「っ」:な、ま行の前に「ん」が入ることが多い。「っ」はいろいろなところに入る。
- 息の吸い方、抜き方:息も楽曲の一部です。吐息風に抜くなどのチェックを。
- ファルセット:裏声。
- ブレス:呼吸位置
- 母音:「あいうえお」を強く歌っている場合など。
- 跳ねる、スタッカート:跳ねている感じ。「っ」が絡むことも多い。
上記以外でも、自分の言葉で分かるように、気になったところをメモしておくと良いでしょう。
- ささやくような感じ、ウイスパーボイス
- 悲しい感じ、楽しい感じなど
- 声のボリューム数値で表現するのもあり
- そもそも歌詞と違う風に聴こえるなら聴こえた音を書く
また最近では、「歌い方講座」として動画公開している人も多いので、「曲名 歌い方講座」などで検索しても良いですが、結局のところ、聴く力が歌のうまさに直結するので、今回お伝えする工程を全て納得いくところまでやってから、答え合わせや参考とする意味で見ることをオススメします。
「歌い方講座」は非常に良い解説をされている方も多いですが、いきなり頼ってしまうと結局、聴く力を身に付ける機会を失ってしまうからです。
実際の聴き方に関しては「Vol.2」の動画の最後に、YOASOBIの「夜に駆ける」のワンフレーズを聴いて、解説&メモの書き方について公開していますので、参考にしてみてください。
これくらい聞けると、かなり歌の上達は早くなりますよ。
(*^^)v
100回聴いて1回歌え!
「100回聴いて1回歌え!」
大げさなように思えますが、あながち間違ってはいません。
先程の「紅蓮華」の例であれば「強く」を何回も聴いて、紙にチェックして、もうこれ以上聴き洩らしたところはないというレベルまで聞いてから、「なれる」に行くわけです。
「歌わないと歌が上手くならない」と思う方は、試しに何もする前の歌声(キーを確認するときに録画したもの)と、死ぬほど聴き倒して一発目に歌う歌を録画して比べてみてください。
ほぼ100%の人が格段に上手くなっているはずです。
課題曲が終わるまで次に行かない
多くの人がちょっと上手くなると、どんどん手広く曲にチャレンジしていってしまいます。
もちろんカラオケデートに必要となるだけの曲数は必要ではありますが、基本的には1曲、1曲をある程度のレベルにまで持っていけるまでは、次に行かない方が良いでしょう。
いろんな曲を同時に進行してしまうと、コピーが難しくなります。
課題曲が頭の中で再生されるくらいまで、聴くことに集中することをオススメします。
参考「完コピ」について
歌う段階に入る前に、1つだけお伝えしておきます。
今回の最終目的は、「相手から好意を勝ち取る」ということです。
恋人になれるかどうかは、カラオケデート以外の部分も含むので何とも言えませんが、確率を上げることには役立つはずです。
つまり「相手から好意を勝ち取る」という目標のために、「完コピ」をすることになるわけです。
※特に男性は。
「完コピ」とは「完全にコピーする」ということではあるのですが、ここで言う完コピは「ものまね」とは違うので、勘違いしないようにしましょう。
今回、課題曲の選定の段階で、「声質が似ているアーティスト」を選定しているので、歌い方をコピーすれば自然と似てくると思います。
しかし、誇張したりすると、好印象を取れなくなる可能性があるので、あくまでも「歌い方」だけをコピーするようにしてください。
※ものまねのレベルが桁違いであれば、むしろ人気取れますけどね。
私たちは、ものまねアーティストではないので、そこだけは注意してください。
カラオケデート手順3|一人カラオケで実践練習
繰り返し何度も聴いて、もう頭の中で完璧に再生されるレベルまで到達したら、遂にカラオケです。
カラオケデートではなく、まだ一人カラオケです。
では、しこたま聴いた後の一人カラオケでの注意点や、やるべきことをお伝えしていきます。
メモした紙をみて歌う
まずは、聴く際にメモした紙を見ながら歌ってみてください。
できるだけメモに忠実に歌えるようにチャレンジしてみてください。
その際に、採点機能がある場合には、採点機能も利用すると良いでしょう。
得点を取るための歌唱法に特化した練習をしてきたわけではないですが、元々のアーティストの歌をコピーしようとしているので、ある程度の得点は取れるはずです。
また結果を確認するときに、音程や加点の部分は注意して確認するようにしましょう。
加点に関しては、曲によって違うので何とも言えない部分はありますが、加点が少なかったり、音程のズレが多い場合には、聴きこみが足りていない可能性が非常に高いので、聴くところに戻ってみてください。
ちなみにカラオケデート本番の際には、相手がどうしてもやりたいと言わない限り、採点機能は使わない方が良いでしょう。
採点機能では、機械的に採点されてしまうため、仮に自分がどんなに相手の歌を褒めても、点数が良くない場合には効果が半減してしまうからです。
動画で撮影する
歌う時には動画で自分の歌っている姿を撮影するようにしましょう。
後で客観的に見て、歌声だけでなく、歌い方もチェックするためです。
自分で歌っている時は気持ちよく歌えている感覚があるかと思いますが、一緒に行く相手が見るあなたは、映像で見るあなたであるはずです。
その現実を確認するためにも、録画しておくようにしましょう。
取る位置は、一緒に行く相手が座る位置を想定すると、相手からどう見えているかを確認できるのでオススメです。
腹式呼吸は諦めろ!
歌を歌う場合、「腹式呼吸が出来た方が良い」と思うかと思います。
ただ、別にプロになるわけでもないですから、そこはわざわざ習得しようとしなくても良いでしょう。
目的は「好意を勝ち取ること」であるはずですから、腹式呼吸は習得しなくても良いはずです。
ちなみに、売れているアーティストであっても、腹式呼吸でない人はたくさんいます。腹式呼吸が歌の良さに直結しているわけではないということです。
表情筋は意外と大事
歌に感情を込めるかどうかについては、別の項目でお伝えしますが、「表情筋」は意外と大事です。
響きが変わり、歌の印象が変わってくるのと、周りから見た時の印象が変わってくるからです。
表情筋は、「顔の目や口、鼻などを動かす筋肉」のことですが、歌う時に特に注意したいのは、「頬・上あご、額」です。
頬、上あごを上に持ち上げようとする(笑顔を作る感じで良い)と、口の中が広がり、音の響きが良くなるだけでなく、笑顔に近くなります。
額を上げようする(目を開く感じ)と、目に力が入ることになり、表情が豊かになります。
これは、歌うことに集中してしまうあまり、死んだような目になってしまうことを防ぐ目的もあります。
※口元だけに集中すると陥りがちな罠
カラオケでは、基本的に画面を見ているかもしれませんが、つまらなそうに歌っていると、好意を勝ち取りにくくなるので、油断せずに歌うようにしましょう。
カラオケデート時の注意点(歌い手側)
カラオケデートで、あなたが歌うときの注意点についてお伝えします。
マイクの持ち方とエコー
マイクの持ち方は、マイクの柄の部分を持つと良いでしょう。
頭の部分を覆うような持ち方は、カッコよく見えると感じるかもしれませんが、マイクの仕組みを知るとNGであることが分かります。
※ビートボックスなどの特定の状況に限りOK
カラオケは音の響きも上手く聴こえる要素として重要であるので、響きを上手く拾ってもらうためにも、頭の部分は覆わないようにしましょう。
また声量によって変わってきますが、あまり大きな声が出ない人ほど、マイクは声が向かう延長線上に持つようにします。
声量があり、マイクに音が入りやすい人は、少し顔の下に持っていくなどして調整をすると良いでしょう。
さらに設定として、「響き」の一番の要素エコーがあります。
部屋や環境によって異なるので難しいところですが、自分と相手が歌う時に都度変更するわけにもいきません。
好印象を勝ち取ろうとする場合、「自分が歌うことで好印象を取る」という部分にばかり目が行きがちですが、相手が「気持ちよく歌えて楽しかった」という印象を残すことも大事です。
そのため、マイクボリューム、ミュージック、エコーなどの調整も、相手が気持ちよく歌える環境を基準にしていくと良いでしょう。
ある程度自分の歌唱スキルが上がれば、相手に合わせた設定で、ある程度良く聴こえるように調整して歌えるようになります。
※マイクの距離や声量で調節していく
相手が歌っている間、常に調整しているのは「歌を聴いていない」と判断されてしまう可能性があるので、ある程度自分の段階で調整して、相手が初めて歌った時に、調整に問題ないか確認してあげると良いでしょう。
デートで注意!感情の乗せ具合
カラオケデートとなると、気合いが入りまくって、ラブソングに気持ちを乗せまくって勝負に出るという方も多いのではないでしょうか。
しかし、課題曲選定のところでも少しお伝えしましたが、カラオケデートで感情を乗せまくって、歌詞の一部を相手の名前に変えて歌うような手段は、失敗のリスクが高くなるのでご注意ください。
これは、カラオケデートというよりは「恋愛」の部分に関わるところで、両者の感情のバランスが釣り合っていない状況での気持ちを乗せまくったラブソングは、バランスを破壊する方向に働く可能性があるため危険ということです。
もちろん、「歌を歌う」という意味であれば、気持ちの部分に比重を置くことが大切であることは重々承知しています。
※オーディションなどで気持ちをのせた時と、そうでないときでは結果が大きく違う体験をしています。
しかし、今回の目的は、恋愛につながるような好感度のアップ、好意を勝ち取るというところにあります。人によっては、恋人圏外であったところから、圏内に入れるためにカラオケを活用する方もいるはずです。
相手の感情が完全に自分に向いていて、かつ恋愛対象としてかなり高い位置付けにいるのであれば、感情を乗せたラブソングは、非常に効果的になるのですが、それ以外の場合、相手の感情の状況を見誤ると一気に壊れてしまうのです。
そのリスクを取るくらいならば、感情を乗せない(乗せ過ぎない)方が安全であるため、今回は、まずは感情を乗せるところは後回しにして、歌唱スキルでポイントを稼ぐことに集中するというわけです。
恋愛のバランス「恋愛8ステップ」については、以下の記事に触りの部分が書かれていますので、気になる方はどうぞ。
目線と振る舞い
歌うときの目線や振る舞いにも注意が必要です。
基本的には、画面を見て、時折相手の状況を気にするなど、完全に歌に集中するよりは、気配りをしながら歌うと良いでしょう。
では、ここで1つ質問をしてみようと思います。
例えば、曲と曲の合間に話が盛り上がったとします。
そこで、あなたの曲のイントロが始まったとした場合、どうしますか?
少し考えてみてください。
※スクロールすると答えが出るので、考えた上でスクロールしてみてください。
では、解説の続きに入ります。
「歌うこと」を目的としていると、おそらくマイクを手に取り、話を中断してでも歌うことになるでしょう。
しかし、カラオケデートでの目的は、あくまでも「好意を勝ち取ること」であり、「歌うこと」ではありません。
友達同士のカラオケではないので、それこそが最優先課題なのです。
特に、カラオケデートとなると、2人で密室に居ることになるはずです。
二人ともが個々に歌うことに夢中になってしまうと、同じ空間に居ながら、二人の距離を縮める時間を無駄にしてしまうことになります。
そのため、正解は「歌は無視して話を続ける」です。特に相手が楽しそうに話をしている時は尚更です。
曲自体はBGMとして流したままでも良いでしょう。
いずれにしても、相手の好感度を上げる方向で行動することが重要なのです。
また、先程の項目でお伝えしたバランスを見誤り、自分の気持ちばかりが先走って、相手の顔を見続けて歌ってしまう人もいるかと思います。
相手が自分にめちゃくちゃ惚れているような状態でなければ、かなり寒い感じになりますので、やめておいた方が良いでしょう。
相手の行動に気分を害さない
カラオケデートでは、2人が密室空間にいる状態になるので、相手の行動が目に入ってしまうはずです。
- 曲を選んでいる
- スマホをいじっている
- トイレに行かれる
などなど、様々な状況が起こるはずです。
これらに共通しているのは、「歌を聴いていないように見える」ということ。
しかし、相手の行動をコントロールすることはできませんから、相手の行動で不機嫌になったり、不貞腐れたりしないようにしましょう。
別の項目で、感情を乗せない話をしましたが、負の感情は、表に現れやすく、さらに歌にも表現される可能性があります。
メンタルの部分になりますが、「聴いてくれていたらいいな」くらいの感覚で、聴かれていなくても、あまり気にしないようにしましょう。
まあ、そうは言っても気になりますよね。
(;´▽`A“
そんなときは次の項目で解説する聴き手側の振る舞いを自らしていくことで、場の雰囲気を変えていくようにしていくと良いでしょう。
カラオケデート時の注意点(聴き手側)
カラオケデートでは、聴くときの振る舞いも重要です。
聴くときの振る舞いが悪ければ、好感度は下がり、目的である好意を勝ち取ることができなくなります。
ここでは、聴く側の振る舞いや注意点について解説します。
相手の歌はちゃんと聴く
カラオケデートに限らずですが、カラオケでの最重要ポイントは「ちゃんと聴く」です。
大勢でカラオケにいった時でも同じですが、自分が歌っているときに、みんな聴いてくれていないと感じたことはないでしょうか。
他の人が歌っている時には、ちゃんと聴いている気がするのに、自分のときは聴かれていない。これは結構寂しいものです。
カラオケデートでは、聴く人はあなた一人しかいません。
その一人が無視してしまっては、歌っている人は一人ぼっちになってしまいます。
疎外感を感じた相手が、あなたに好意的になってくれるかというと、難しいということは分かるのではないでしょうか。
ただ、実際にはちゃんと聴いているつもりであっても、相手に聴いていることが伝わらなければ、それは聴いていないことと同じになってしまいます。
そのため、聴く側になった場合には、ちゃんと聴いていることを相手に伝える振る舞いが必要なのです。
- 曲に乗って身体を揺らす
- 曲に乗って手拍子をする
- 歌い終わった後や間奏時に歌詞や曲についての感想を伝える
- 知らない曲やアーティストであれば、質問をしてみる
など、ちゃんと曲を聴いていなければできないことを、しっかりと伝えていくことが大事なのです。
実は、この振る舞いをするためには、あなたの曲決めの時間を最小限に抑える必要もあります。
「曲を決めている時間だから良いだろう」というのは、あなたの勝手な言い分であり、歌っている相手の歌を聴かない理由にはならないのです。
※聴かれていない寂しさを感じさせてしまうから
最初の方で課題曲を決めましたが、課題曲を含めある程度歌える曲が決まっているのは、このような場面でも役に立つわけです。
レパートリーが決まっていれば、選ぶ時間は極力最小限に抑えることができ、相手のための時間として使うことができるというわけなのです。
こういう部分にまで気配り、心配りができるかどうかが、相手の心を掴めるかどうかにも影響してくるのです。
トイレのタイミングも注意
トイレを入る前に済ませておいたとしても、水分を取りながら行うカラオケデートでは、トイレに行きたくなることもあるかと思います。
生理現象を止めることはできないので、そこは断ってトイレに行くことになります。
ただ、その場合に注意すべきことがあります。
トイレに行くタイミングです。
ここまでもお伝えしてきたように、「聴かれていない状況で歌う」というのは、寂しいものです。
その状況を極力作らないようにトイレに行くことになります。
具体的には、自分の番に曲を入れず待機し、カラオケ自体を中断してトイレに行くと良いでしょう。
その際に、「トイレ行くから歌っててもいいよ。」と言っても良いでしょう。
こうすることで、「聴かれない状況を選択したのは相手」という状況を作り出せるので、問題はなくなります。
また、主にマッチングアプリなどで出会った場合で、相手との関係が浅い状態では注意が必要です。
特に女性が当てはまるのですが、貴重品だけでなく、自分の身分が分かるものは、部屋に置いていかないようにしましょう。
本名、住所などの個人情報がバレてしまう可能性があるからです。
さらに、飲み物にも注意してください。
カラオケボックスは密室であるため、悪意のある人であれば、何をしてくるか分かりません。
飲み物に薬などを混入されるおそれがあるので、飲み物は飲み切ってからトイレに立つようにした方が良いでしょう。
特に女性がマッチングアプリで出会う場合、密室であるカラオケは危険がともなうことを理解しておきましょう。
女性に関しては、以下の記事は確実にチェックしてからデートに臨むことをオススメします。
褒めるなどの感想も!
カラオケを歌ったあと、静かになっていると寂しいものです。
歌を聴いているのはもちろんですが、終わったあとのフォローでもポイントを稼いでいくことが大事なのです。
別の項目でも書いたような
- 歌い終わった後や間奏時に歌詞や曲についての感想を伝える
- 知らない曲やアーティストであれば、質問をしてみる
などもそうですが、きっちり「褒めてあげる」のも大事なのです。
褒めるポイントはいくつかありますので、以下を参考にしてみてください。
《カラオケ褒めるポイント》
- 歌声について(上手い、声が好き、可愛い、かっこいい、〇〇(歌手名)みたい)
- 曲について(いい歌詞、共感できる、この曲好き、この歌をチョイスするセンスが良い)
- 歌い方について(楽しそうに歌うから好き、真剣に歌っている姿がいい)
- どうやったらそんなに歌えるようになるの?
- 高い声が出て凄い!
- ラップとかできるのカッコいい!
- リズム感いいね。
- (歌った歌のアーティストの別の曲)歌える?歌えたら歌って欲しいかも。
様々なパターンや具体例を出しておきましたので、同じものを使うのではなく、都度変えながら使ってみてください。
途中でもお伝えしましたが、採点機能を使って点数が悪かった場合、どんなにフォローしても効果が半減しますので、極力採点機能は使わないことをオススメします。
その他の振る舞い
特に女性に関しては、歌での好印象もそうですが、振る舞いで好印象を勝ち取ることも、非常に重要となってきます。
もちろん、男性が行うことが出来れば、より好印象を与えることができる内容も多いのでチェックしておいてください。
以下、男女ともにカラオケデートで行うと好印象を与えられる可能性がある振る舞いです。
《チェックしておきたい振る舞いについて》
- 次の曲を入れやすいように、リモコンを取りやすい位置に置く、渡す
- グラスの水滴によるテーブルの濡れを拭く(スマホ含む電子機器が濡れないように)
- 食べ物を注文した場合の取り分け
- 部屋の温度に対する対応(相手がどう感じているかを察知して対応)
- 手荷物などの置き場所、上着をハンガーにかけるなど
- 退室時に相手のものも含めた忘れ物チェック
- 飲食後のゴミの後始末(散らからないようにまとめるなど)
この他にも、カラオケデートであれば2人なので、あまり問題にならないでしょうが、大人数で行った場合には、マイクを次の人が取りやすい位置に置いたり、手渡しすることにも気を配ると良いでしょう。
また、大人数の場合には、あまり歌っていない人にリモコンを渡してあげるなどの対応も行っていくと良いでしょう。
※歌いたくないことが明確な人には逆効果なので注意。
カラオケデート成功への道まとめ
カラオケデート成功への道についてお届けしました。
「好意を勝ち取る」という目標の元、手順や注意点があることが分かったのではないでしょうか。
恋愛や婚活で相手の気持ちを掴むために、あなたの新しい一面をカラオケデートで表現してみてください。
あなたのカラオケデートが上手くいくことを願っております。
※今回の記事は以下のYouTubeチャンネルにて、動画でも公開されています。
記事ではできなかった「聴き方」の実例などもあるので、参考にしてみてください。